ウォルト・ディズニーは世界には三種類の人間がいると言っていました。
1.「井戸に毒を入れる人」
人のやる気を喪失させ、創造性に水を差し、
出来もしないことばかりを言う人。
2.「芝を刈る人」
悪気はないけど自分のことしか頭になく、
自分の家の芝は綺麗に刈るが、人の家の芝刈りを手伝う意識のない人。
3.「人を育む人」
積極的に人々の人生をより良いものにしようと、
精神の高揚とひらめきを与える人。
励ましを与えられる人になることが、
真のリーダーになる。
素晴らしいですね。
でも僕は彼の言葉で「永遠に完成しない夢の国」以上のものはないと思います。
昔の哲学者が「可能性は実現しては意味がない。」と言っていました。
人間の欲望は永遠に終わらない。熱望したものでも手に入れてしまったら次、次、次、と永遠に繰り返す。だったら可能性がある状態がベストなんです。
みんな馬鹿にした言葉で使いますが「にんじんをぶら下げられている。」これが世の中で一番の幸福な時間なんです。
冷静に考えてください。にんじんをぶら下げられた馬以上に幸せな存在がいますか?騎手?馬主?客?調教師?清掃人?このストーリーを馬鹿にした目で見るあなた?
「もう少しで食べられる」と思っている馬以上に幸せに満ちた人生を送っている存在は存在しません。
完成したら夢ではない。ということをディズニーは知っていたのですね。
あれだけ夢に真剣で、夢を叶えることにストイックで、人の幸せにコミットしている人が見つけた虚しい答えがこれなんですね。そしてそれを受け入れて、夢を語る。
そりゃ人々を魅了しますよ。悟ってるんだから。
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稲生 (火曜日, 18 4月 2017 18:32)
たまに拝見しております。非常に楽しく読ませていただいております。
今後もぜひ続けてください。
白須 (火曜日, 18 4月 2017 20:54)
ありがとうございます。こんな内容でも読者の方がいらっしゃるとすごくやる気がでます!ありがとうございます。