続き

昨日の続きです。

私は今は経営者ですが、その前はずっとセールスパーソンです。では私が携わっている電気業界が好きか？もっと言うとセールスが好きか？という質問には、あまりお客様の前では言いたくはないのですが、Noです。

この業界が好きでいるわけではありませんし、セールスなんて大嫌いでした。最初に営業の電話を掛けた時には手が震えて、顔が真っ赤で、汗がびっしょりだったことを今でも覚えています。では今はどうか？同じです。同じ体の反応ですが、慣れのせいで当初よりはマシなだけです。ではなんでこんな大嫌いな仕事をしているのか？それは好きか嫌いかではなく、得意だからです。もっと言うと食える、稼げる、向いているからです。向いているという言葉は合っているから分かりませんが、手が震え、顔が真っ赤になり、汗がびっしょりで本当に嫌いでも、やっているうちに売上が上がり、課長になり、部長になり、執行役員になり、取締役になり、独立した今では社長です。でも電子基板は好きという訳ではありません、セールスが好きな訳でもありません。でもなぜか得意なんです。

では得意なだけで続けられるか？僕は無理です。お客様の存在があるから続けられます。最初の売り込みは緊張しますが、取り引きが始まり、リピートをしてもらえるようになると仲良くなっていますので、そのお客様との関係があるから好きではないことでも続けられます。お客様に嫌われていたらすぐに辞めていたでしょうね。

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EMIとEMSの両方の観点を備えて初めてEMC対策と言えます。

部品は年々周波数が高くなり小型化しています。それにつられて回路や基板も高周波になり、ノイズ対策が重要になります。低電源化の影響で電源が少し不安定なだけでスレッシュホールドラインにひっかかり誤動作します。

回路とアートワーク（プリント基板のパターン設計）でまずはハードウェア（基板）を完璧に動作させます。評価・試験で特性が出ない時にソフトのデバッグをしても基板が不安定では意味がありません。

たくさんのノイズ対策経験と最新のシミュレーションでノイズを消します。

伝導ノイズ（ディファレンシャルモードノイズ・コモンモードノイズ）、放射ノイズ、電源の高周波ノイズ、パルスノイズ、サージノイズ等、お任せ下さい。

これらのノウハウで、当たり前ですが「しっかり動作する」ハードウェアを設計・製造します。

動作が不安定な基板の評価・検証・シミュレーションも承ります。

  【EMS事業】

プリント基板のアートワーク（プリント基板のパターン設計）、製造、部品実装、ノイズ対策はアートワークへ。ノイズ解析(EMI、EMC、SI、SP)、ハードウェア開発、FPGA設計、ソフトウェア開発、伝送線路シミュレーション、アプリケーション、DDR2、DDR3、RoHS対応、ビルドアップ基板、IVH基板、高周波基板、アルミ基板、フレキ基板、フレキシブル基板、リジットフレキ基板、アナログ基板、画像処理基板、PCIexpress、USB3.0試作から量産までEMSは全てお任せ下さい。特急対応も得意です。 各種試作～量産製造、部品調達、イニシャル込みで1万円台からの試作基板製も行っております。BGAのリペア、取り外し、リボール、ジャンパーも対応しております。

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