その弁護士の父も冤罪で死刑にされ人生を狂わされた経緯があります。
検事が起訴すると99.9%が有罪になるところをこの弁護士はそれをガンガン覆して無罪にしていきます。
検事のトップに目を付けられ「我々は正義と真実を追求して犯罪者を起訴しているんだ!邪魔するな!」
と言われ、弁護士がこう反論しました。
「正義や真実など100人いれば100通りあるようなものを私は信用しない。
私は事実にしか興味がない。あなたが正義や真実を語る限り私はあなたの前に立ちはだかります。」
おおー!
一見、最上位に位置しそうな正義や真実という言葉ですが、たしかに曖昧です。
正義で戦争が起こりますし、真実で歴史は書き換えられます。
意見が対立すればお互いが正義だと主張し、お互いが真実だと主張します。
「真理」なんて言葉も曖昧ですね。
人間はたくさんの曖昧な言葉に振り回されて生きていますね。
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