アメリカではセールス(営業職)は花形の職業で「なりたい職業ランキング」で医者や弁護士といつも上位争いをしています。
一番の理由は収入がズバ抜けて高いからでしょうね。
セールス力があればスポーツ選手や俳優よりも稼げますし、時代や人気や若さに左右されずに一生稼げますから人気があるのもうなずけます。
でも、日本だとセールスって、人気ないですよね。
たぶんテレビドラマや映画で見る「営業マン」の描写が古くて、しかも売れないタイプのダメ営業マンが多いからでしょうね。
実際のセールスの現場では、商品やサービスという媒体に「幸せ」を乗せて届けているだけですので、サンタクロースのように「ありがとう」て、言われて感謝される最高の仕事なんですけどね♪
毎回、こんなに感謝されて、ありがとうって言われて「これでお金をもらって本当にいいのかな?」て思います、本当に(^^♪
楽をして儲かる仕事なんて世の中にはありませんが、でも自分がしてきた努力を裏切らず、そして努力以上の収入をもらえるセールスって仕事はすごいなって、そりゃ子供にも人気だな、て思います。
そうそう、テレビドラマの営業マンは古いって言いましたが、最近ちょっと観た「家を売るオンナ」というドラマ、トップセールスの北川景子のフレーズでいいセリフがありましたのでシェアしますね。
あ、あの、北川景子の「売るまで帰ってくるな!」みたいな根性論の言動や態度はちょー古い古典営業マンですよ(笑)
あくまでも使っているフレーズの話をしますね。
こんなシーンがありました。
老年の夫人に家を売る時に北川景子が「初めてのデートで旦那さんと水族館に行ったの覚えてますか?一番前に座って水しぶきを浴びた時に、奥様のことを守ってあげたいって感じたそうです。」
みたいなストーリーを話しはじめて、そのストーリーと家のことをいろいろ結びつけて、夫人が感動して最終的に家を売った訳ですが、その後に同行した部下に
「なんであんなこと知ってたんですか?」と聞かれて
北川景子はこう答えます。
「だいたいカップルは遊園地か水族館に行く。どっちに行ったかなんて覚えてない。子供の頃からどっちも行ってるから誰と行った記憶でいつ行った記憶かも曖昧。水族館の水しぶきだって、テレビではそんな映像ばかり流れるから、水が掛かったと言われれば自分がそうなったと思い込む。記憶なんてそんなもの。」
と答えたら。部下に
「え!嘘ついたんですか!」て言われて
トップセールスの北川景子が一言。
「私の仕事は、家を売ることです!」
部下「えー!」
みたいな
これは言葉が足りてないんですけど、実はセールスの神髄なんです。
補足しますね。
まずこの人は「家のプロ」なんです。
何万件も家を見ていて、顧客より家に関する知識と見識と視点が高い。
そしてもう一点、人間の仕組み「自分では自分のことは分からない。」これは人生で大事なことなんです。
俳優でもモデルでもスタイリストが全て服を選ぶのはなぜか?
自分に合う服は自分には分からないからです。
客観的に俯瞰してもらって他人に見てもらわないと自分のことは分からない。
お見合い結婚の離婚率が低い理由は、他人が「この二人ならお似合いだ」て決めたからです。
つまり、自分の希望と環境を知った上でプロにどの家にするかを決めてもらうのが一番ということです。
売れない営業マンは自分の利益のためにとりあえず売ってしまう可能性もありますが、トップセールスでい続けるということはお客さんに認められている証拠です。
トップセールスは稼いでいますので、お金の不安とは無縁です。
お客さんに本当に良いと思うものをプロの目で、経験で見極める選眼力があります。
お客さんは数軒、家を見て気に入ると「これが夢のマイホームだ!」と思い込んで衝動買いして失敗します。
まるで素人が夢だったカフェをオープンしてすぐに失敗するかのように。
そのことをトップセールスは理解している。
だから「お客さんが本当に望んでいる家、本当に住んで幸せな家、お客さんの幸せと利益」のためなら、嫌われようが嘘をつこうが売るんです。
目先の嫌われるとか騙すなんてどうでもいい。「生涯にわたって顧客を守るため」なら、一時的に傷つけようが唾を吐かれようが神様からバチがあたろうが全て引き受ける。
そう、北川景子が言いたかったのは「私の仕事は(お客様に本当に幸せに生きてもらうための)家を売ることです!」
ということなんです。
でもこんなことをセールス初心者に説くと「お客様のため」を履き違えて自分の利益のために嘘をつきかねないし、経験がないとそれも理解できないから、まずは売ることに集中しろ、てことなんですね。
しかし、「まずは売れ」だと顧客はたまったものじゃないので、それはちゃんと言語化して部下に伝えないといけない、この投稿の私のように(笑)
でも・・・
このドラマで、一軒の家も売ることができないダメセールスの名前が白須って名前なんです・・・
「白須!今日は何軒売れた!」「一軒も売れてません・・・」みたいな
珍しい名前なので、ドラマに使われるなんて大金星なのにこれかーい!名誉棄損です(笑)
しかも前作では白須は営業をしてたのに、新シーズンでは白須は一軒も売ることができずにクビになってスナックで働いてました・・・
一度も結果を出さずに会社を辞めるなんてただのお荷物、そんなの他人事でも許せない!!!
汚名返上のために、白須という名前の名誉挽回のために、何かしたい!
私は来月からセールスのセミナーもやりますし、セールス一筋20年の経験を活かして、こんな感じでセールスの解説をして白須の名誉挽回に努めようと決めました(-_☆キラリ
ということで、セールスに関する質問にこれからどんどん答えていこうと思いますので、コメントでもメッセージでも質問があれば送ってください♪
【PR】
EMIとEMSの両方の観点を備えて初めてEMC対策と言えます。
部品は年々周波数が高くなり小型化しています。それにつられて回路や基板も高周波になり、ノイズ対策が重要になります。低電源化の影響で電源が少し不安定なだけでスレッシュホールドラインにひっかかり誤動作します。
回路とアートワーク(プリント基板のパターン設計)でまずはハードウェア(基板)を完璧に動作させます。評価・試験で特性が出ない時にソフトのデバッグをしても基板が不安定では意味がありません。
たくさんのノイズ対策経験と最新のシミュレーションでノイズを消します。
伝導ノイズ(ディファレンシャルモードノイズ・コモンモードノイズ)、放射ノイズ、電源の高周波ノイズ、パルスノイズ、サージノイズ等、お任せ下さい。
これらのノウハウで、当たり前ですが「しっかり動作する」ハードウェアを設計・製造します。
動作が不安定な基板の評価・検証・シミュレーションも承ります。
【EMS事業】
プリント基板のアートワーク(プリント基板のパターン設計)、製造、部品実装、ノイズ対策はアートワークへ。ノイズ解析(EMI、EMC、SI、SP)、ハードウェア開発、FPGA設計、ソフトウェア開発、伝送線路シミュレーション、アプリケーション、DDR2、DDR3、RoHS対応、ビルドアップ基板、IVH基板、高周波基板、アルミ基板、フレキ基板、フレキシブル基板、リジットフレキ基板、アナログ基板、画像処理基板、PCIexpress、USB3.0試作から量産までEMSは全てお任せ下さい。特急対応も得意です。 各種試作~量産製造、部品調達、イニシャル込みで1万円台からの試作基板製も行っております。BGAのリペア、取り外し、リボール、ジャンパーも対応しております。
コメントをお書きください