所作

昨日の続きです。

 

ドラマ、アンナチュラルの中でベテラン解剖医の石原さとみ、新人バイトの窪田正孝が二人で居酒屋で日本酒を飲むシーンがありました。

 

部下から女性の上司へは両手で日本酒を注ぎます。まぁ普通ですよね。でも逆はどうするのかなと思って観てたんですよ。

 

日本酒だから手酌じゃ寂しい、かと言って上司が部下へ両手でお酌するのもなんか変、でも女性が片手でお酌するのは美しくない。

 

それでも自分で注げっていうのも寂しいから両手で注ぐんだろうな~と思って観てたんですよ。

 

何気ないワンシーンなんですけど、いやシーンにも入ってない会話がメインのただの流れ作業ですよ、お酌なんて。

 

でも、その注ぎ方に思わず「うぉー!」て言ってしまいました。

 

新米君のお猪口が空になったら置いてあるお猪口を取って自分の前に置き、そこに両手で日本酒を注いで、注ぎ終わったらお猪口を両手で持って、テーブルの上を滑らすように新米君の手の横にスッと持っていって置いたんです。

 

美しい。

 

一連の動作の美しさ、その全ての気遣いを内包した美しい所作に驚きました。

 

そんな方法があったのかと。今まで目上の人への気遣いばかり追求してきましたが、こんな気遣いの仕方もあるのかと。

部下に気を遣わせない注ぎ方。そして傍から見ても美しい。

 

一流!

 

これ、演技指導入るのかな?

石原さとみレベルの女優に、ストーリーと関係のない細かい所作にいちいち指導入るかな?

 

そうは思えない、だとしたら・・・

 

あ、最初「新人」て書いたのにお猪口の行だけ「新米」にしたの気づきました?日本酒だけに(笑)

こういうことちょこちょこやるので見落とさないようにしてくださいね、日本酒だけに。

ひや!日本酒だけに。

 

【PR】

EMIとEMSの両方の観点を備えて初めてEMC対策と言えます。

部品は年々周波数が高くなり小型化しています。それにつられて回路や基板も高周波になり、ノイズ対策が重要になります。低電源化の影響で電源が少し不安定なだけでスレッシュホールドラインにひっかかり誤動作します。

回路とアートワーク(プリント基板のパターン設計)でまずはハードウェア(基板)を完璧に動作させます。評価・試験で特性が出ない時にソフトのデバッグをしても基板が不安定では意味がありません。

たくさんのノイズ対策経験と最新のシミュレーションでノイズを消します。

伝導ノイズ(ディファレンシャルモードノイズ・コモンモードノイズ)、放射ノイズ、電源の高周波ノイズ、パルスノイズ、サージノイズ等、お任せ下さい。

これらのノウハウで、当たり前ですが「しっかり動作する」ハードウェアを設計・製造します。

動作が不安定な基板の評価・検証・シミュレーションも承ります。

 

  【EMS事業】

プリント基板のアートワーク(プリント基板のパターン設計)、製造、部品実装、ノイズ対策はアートワークへ。ノイズ解析(EMI、EMC、SI、SP)、ハードウェア開発、FPGA設計、ソフトウェア開発、伝送線路シミュレーション、アプリケーション、DDR2、DDR3、RoHS対応、ビルドアップ基板、IVH基板、高周波基板、アルミ基板、フレキ基板、フレキシブル基板、リジットフレキ基板、アナログ基板、画像処理基板、PCIexpress、USB3.0試作から量産までEMSは全てお任せ下さい。特急対応も得意です。 各種試作~量産製造、部品調達、イニシャル込みで1万円台からの試作基板製も行っております。BGAのリペア、取り外し、リボール、ジャンパーも対応しております。