若干強引に戻したきらいはありますが、年末くらいに途中で終わっていたユーコン700キロレースの凄まじさの内容に今日から戻ります。
グレートレースってだけで他のスポーツと比較しても過酷の極みなんですけど、このユーコンレースがさらに際立って過酷of過酷な理由を列挙してきたので、そのくだりに戻ります。
続きまして、宿泊施設がない。
グレートレースはテントがあったり、ベッドがある施設がチェックポイントにあったりしますが、このレースはそれがない。
持参のテントと寝袋で寝るしかない。
でも装備が重いとそれを700キロ引きずっていくわけですから辛い。
軽くすると寒い、暖かくすると重い。どっちを取るか。
初参加の日本人が持参してきた寝袋を大会前に審査員にチェックされて「これではマイナス40℃で死ぬ。マイナス50℃には全く通用しない」
と却下されてしまいました。「少しでも荷物を軽くしたかったのに・・・」と言っていました。
で、その倍はあるどでかい寝袋を渡されてました。
総重量20キロを超す荷物をソリに乗せて引っ張って走るんです。
クライマックスは1200m超えの山です。その山頂にゴールがあるんです。ドSレース。
このレースの参加条件の一つ。自分で火を熾せるか。
マッチを使う選手が多い中、常連は「マイナス50℃で手がかじかんでるのにマッチなんか擦れるか。これがベストだ。風があろうが雪だろうが濡れていようがどんな状況でも火を熾せる。」
と取り出したのが石、そう火打石です。本当に点くんですね。
マイナス40℃だとガスバーナーのガスも気化しないからガスが出てこないんです、怖い・・・
テクノロジーなんて自然の前では無価値ですね。
いるだけで死ぬところで走ったり寝たり食事したり休憩したり。凍傷になったら壊死して指とかとれちゃうよ。
そこまで突き動かすものは何なのか・・・
視聴しているだけですけど、人間のすごさと、自分の甘さの両方を知ることができるから私はこのレースに魅了される。
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