厦門、確立

ついにこの時がきました。

韓国、台湾、中国の深センで今まで基板を作ってきましたが、人件費が物価を越えました。

いずれこの時が来ると思っていたので、3年前から中国の厦門(アモイ)で電子基板の試作製造を繰り返し、量産まで確立しました。

むこう4年間は世界で一番安く高品質な基板が製造できると思います。

でもいずれ物価が上がりますから、その時のために来年からベトナムで少しずつ工場を育てていく予定です。

 

今回は秋から始まる量産準備のために厦門に行ってきました。

皆さんも使っているアレに入る基板でこれから50万枚製造します。

 

たまたま今、僕が使っている機種だったので余計に嬉しいです。

 

うちの会社で設計して製造した基板が次の機種に入るのかと思うと、何とも言えない込み上げてくるものがあります。

 

そして50万枚という今までの量産とは桁違いの枚数に気が引き締まります。

 

会社を立ち上げて1枚の設計、1枚の製造からコツコツ始めて、こんな量産までできるようになりました。

日々の小さな一歩一歩が、日々の小さなひとつひとつの仕事が未来を創っていくんだなと思いました。

 

台風が直撃しましたが無事に帰ってくれてよかった(^_^;

 

また来月行ってきます。