初めて一日で小説を読みました。
書店で原田ハマという名前が目に入り、原田ハマ・・・
あ、「本日は、お日柄もよく」の著者か!と気付き夕方手に取ってから半日で読んでしまいました。
去年、ブログで紹介した「本日は、お日柄もよく」という伝説のスピーチライターの物語の著者です。
議員を当選させ、野党を与党にし、一議員を総理大臣にまでさせてしまうスピーチライター。
そのスピーチライターが結婚式でスピーチをしたらとんでもない伝説を作ってしまう、正に言葉の魔術師。
最後は感動で本がふやけてしまいました(笑)
今日読んだのは「翔ぶ少女」
伝説のスピーチライターから一転して、その著者が阪神大震災での震災孤児にフォーカスした小説を書きました。東日本大震災の後になぜ阪神大震災の物語を書くのか。
なるほど、だからこそ書くわけだと納得しました。
悲惨過ぎず、悲し過ぎず、アットホームに描く家族の温かさ。ノンフィクションを押し付けることなく書き上げる技量に今回もやられました。
原田ハマさんにしばらくはまりそうです。
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