昨日の続きです。
見ず知らずの他人だからこれくらいの気遣いでいいですけど、関係が近ければ近いほど気付かれない気遣いは難しくなります。
相手のことを理解しているから「本当はこうしたいけど、たぶんこういうの嫌がるな。でもこの状況だったらどうなんだろう?」って、その時の状況、心境で対応も変わります。
当然、裏目裏目に出てしまうこともありますよ。
相手が体調が悪い時なんて特に悩む。
そばにいてあげたいけど、そっとしておいて欲しいこともある。
何かしてあげたいけど、何もして欲しくない時もある。
近付くと傷つてしまうハリネズミの心境です。
そばにいてあげたい自分の気持ちと、近付かれたら痛い相手の気持ち。
ん、違うな。
相手が痛いと分かっていれば、自分がそばにいたい気持ちだけ我慢すれば解決する。
ただのエゴだから。
問題は「痛いけど寒そうな時。」
この見極めが気遣い。
本心はなんだろう?言葉と態度と本意、全部違うのは当たり前だから。
さらに本人も気付いていない気持ちがある。
最初は抵抗があったけど、受け入れてみたら以外と心地よいな。ていうところまで踏み込めたら最高。
針が傷みじゃなくてツボを刺激するみたいな。でもこれかなりのリスクを伴います。
言葉と態度と本意が全部拒絶しているのに、いいから食べてみな的に強引にいくわけですからね。
脱線した。
「痛いけど寒そうな時。」
本当は暖めて欲しい、ひっつきたい。でも、近付くと痛い。
傷つけないギリギリの距離で暖め続ける。
この距離感を考えるのが気遣い。
言葉を捻り出しますからちょっと待ってて下さい。
う~ん。
「針で暖める。」
気遣いとは、寒そうな相手を「針で暖める」こと。
距離感を間違えて針が触れてしまって嫌われることもあります。
針が相手に見えてしまってうざがられることもあります。(気付かれない気遣いですから、針は絶対に見せちゃダメです)
空回り、裏目に出る、大きなお世話、ただの自己満足、いろんな副作用に耐えながら進むんです。
気遣いなんてそんな簡単なことじゃない。
傷つくよ。寂しいよ。でもそれを超えていくから本物の気遣いに近づけるんじゃん。
人の気持ちは毎日変わります。関係も毎日変わります。距離感も毎日変わります。
アンテナを研ぎ澄まして、六感全てでそれを感じで毎日距離を微調整して針で暖め続ける。
最悪なのは、必死に考えた結果、大きなお世話なことをしていて、相手も「大きなお世話だけど嫌がったら悪いから喜んだフリをしておこう。」と気遣って我慢している時です。
でもなんか、そんな2人も「相手のため」を思う気持ちは一緒ですから可愛いですね(^_^)
「ぶっちゃけあれやだった?」「え?言っていいの?」て、後日談で話せばいいじゃないですか。
どうしたら喜んでもらえるか。笑顔が見られるか。想像するだけで幸せな気持ちになります。
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