スイッチの入れ方

先日の自らスイッチを入れて火事場の馬鹿力を発揮する方法を紹介します。

 

2つの方法があります。

 

一つ目は

「常に火事場にしておく」

 

追いこまれてすごい集中力とスピードで「やべー!!!」て、仕事をしている時が一番パフォーマンスを発揮しますから

常にその状況に自分を置いておくことです。

 

具体的に言いますね。

私は来週の5月26日に神奈川工科大学さんで授業をします。

 

その授業の内容をまだ作っていません。

 

全く作っていません(^_^;

 

いつつくるか?

 

5月23日に作ります。

 

なぜもっと早く準備をしておかないのか?

 

火事場の馬鹿力パワーを使えないからです。

本当は一番馬鹿力を発揮する5月25日に作りたいのですが、急用やトラブルが発生した時のために2日間は保険で取っておきたいから23日に作ります。

でも保険は保険ですので23日がデッドラインで23日に作ります。

 

今までの経験で1時間半の授業なら1日あればパワーポイントで授業内容を作れることが分かっていますので23日に1日かけて作ります。

もちろんスケジューリングされていますから、その日は予定を入れません。

 

仕事を請けた時にその仕事にかかる時間を判断して、それをいつやるのが一番「やばい」と思うかを考えます。

この仕事を請けた時は最初、5月22日に設定しました。でも自分の中でなんかしっくりこなくて少し余裕を感じたので、23日に再設定したところ「やばい」と背中に冷や汗をかきました。

 

そう、この「やばい」もっと言うと「そんなギリギリで大丈夫なの俺?」という緊張感がスイッチの入る目安です。

 

「やばい」と思うと、雑念や優先順位の低いことは一気に消えて「生きる」というミッションのみに集中した生存本能が起動します。

 

「別に死なないじゃん」と思った方は生き方が甘い。

 

約束を守らない。言ったことを実行しない。パフォーマンスが低い。これらは信頼を失って社会から排除される行為です。

社会から排除されるということは事実上の「死」です。

 

僕はひとりで生きていくことはできません。無人島で自給自足するくらいなら死を選びます。

 

僕にとっては、約束を破る=死、信頼を裏切る=死、  です。(死だけにww)

 

ここが直結しているから「死を避けて、安全を確保する。」という生き物のトッププライオリティのスイッチを起動できます。

「死」を免れるためなら足も切り捨てるし、窮鼠は猫を噛むし、眠さも疲れも空腹も二の次、三の次です。

 

もし3ヶ月も前から作り出していたら余裕があってだらけます。

「そんなことはない、本気でやってる!」と言っても、知ってるんですもん、あと3ヶ月あるって。

それではスイッチは入りません。

しかもどうでもいいことに拘ったりして、時間ばかり費やして、結局一日で作ったほうが出来栄えが良かった。なんてことになります。

人間、暇だとろくなことをしませんからね。

 

だから自分を信じて、否、自分なんて信じなくていいから、生き物の生存本能に託して、いつも「ギリギリ」で生きて下さい。

 

スイッチ入りっぱなしじゃ体が持たないんじゃないか?

そんなに弱くありません。普段いかにぬるま湯で生きていて体を鈍らせて退化させているかに気が付きます。

生存本能を発揮し続けると以前の投稿の「かますとストレス」と同じで、「生」への執着で元気になります。

 

あ、この授業では2割増しの納品はできませんよ、26日に授業と決まっていますから前倒しは不可能です(笑)

 

ここでできる2割増しは、生徒さんの人生に良い影響を与えられるような授業内容、話し方を突き詰めることです。

 

あと、やってみると分かりますが、23日までは何もしないと決めていても運転中に勝手に授業の内容を考えていたり

人と話している時にその人の言葉が起爆剤となって頭が回転し始めてアイデアが浮かんだり、日常生活を送っているだけで

授業のためのアンテナにたくさんの言葉が引っかかってきます。

 

だから23日はただそれをアウトプットするだけという感じです。

 

こんなふうに「ギリギリ」でしか生きていませんから、常に30個くらいの将来のギリギリを抱えているわけです。

そうすると前述の通り、普段から頭がフル回転していて、しかも30個別々のことなのに融合したり違うアイデアに結びついたりします。

 

これ、3日間くらいかけて書く内容でしたね、書きすぎました(笑)

 

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