3つの仕事

昨日の続きです。

 

ちょうどこの頃、社長が作った別会社に出資して創業メンバーとして取締役になりました。

 

この頃に台頭してきたネットで格安に基板を作る会社に対抗するために、ネット上だけで見積もりから受発注、納品までワンストップでできるサービスを作りました。

ただ、これを既存の会社でやってしまうと高付加価値路線 VS 格安路線で潰しあってしまいますので、別会社を作ったわけです。

 

ANAがLCCのバニラエアを経営しているように、ブランドを変えて2つの敵対する業態を飲み込むという手法ですね。

 

一つの会社の執行役員と営業部長、もう一つの会社の取締役、これらを兼務するともう「時間が足りない」なんてレベルではなくなり

なんか開き直って一皮剥けた気がします(笑)

 

そして、セールスに集中できなくなりました。

新卒と中途の面接や辞めたい部下の説得、新事業の創造、広報の資料つくり、銀行への借り入れのためのプレゼン資料作り、部下のアウトプットの添削や指導。

 

一日中、調整と打ち合わせをしている状態で、夜電話が鳴らない時間になってやっと営業の仕事をしようとおもってもお客さんは帰っている。そんな状態でした。

 

話は変わりますが、振り返ってみて気付いたことがあります。

私はよく風邪をひきますし、腹痛も日常茶飯事です。子供の頃にお腹が痛いと言って病院に連れて行かれると「どこも悪くありません、ストレスですね。」

とよく言われていました。嫌なことやトラブルがあるとすぐにお腹が痛くなります。

そのせいで自分では体が弱いと思っていました。

 

でも睡眠時間4時間くらいで土日も仕事しまくって、トラブルと火消しで腹痛の毎日でしたが大病にかかったり、倒れたり、入院したりとかはありませんでした。

意外とタフなのかもと思いました。

 

さすがに執行役員になりたての頃は胃をやられて胃カメラを飲みましたが「あー、前にちょっと荒れたか穴が開いたかした痕は残ってるけどもう治ってるか大丈夫だよ。」

と言われました。

 

「先生、お酒とか控えた方がいいんですか?」

 

「そういうこと気にするからダメなの。何も気にしないで好きに生きなさい。」

 

まじか(笑)

 

その助言通りに生きていたら本当にそれ以来、胃痛からは開放されました(笑)

 

病は気からなのでしょうか。

 

 

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